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結局何も書いてねーやん
 前回あんなこと書いてたのに。
 いや、書こうとしてたんですけどね。

前を歩く女性の下着ががっつり見えていた!
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1189411

 なぜかこの記事のインパクトがすごく印象に残ってて、桂正和ばりの少年漫画的なぎりぎりの肉感的な描写をしてやろうとか。
 こう、一人の女性のスカートの後ろがまくれてばっちり「見えてる」のをねっとり書き連ねていって、実は世の中全員の女性がファッションでそれやってる状況。ペーパーメディアすら電子的に書き換えられる近未来で、凄腕のハッカーがゲスい欲求満たすためだけに流行を操ってそういう状況作るんだけど、好き勝手やった挙げ句、最終的に痛い目を見る。

 というのを考えた。が、面白くなる気がしなかったから書かなかった。
 これがワンライだったらとりあえず書くんだけどね。「何か書かなきゃいけない」から。
 翻って、「YOUは小説家」に載せるのであれば、そんな中途半端な作品じゃ駄目だと思うのね。ここだと、単に読者の時間を奪うというだけじゃなくて、読者が懐を痛めるわけじゃないとはいえ、ページビューによって間接的に少額の収入を得るわけだから、出来るだけ「読んで良かった」か「金払ってでも読みたい」と思えるようなクオリティにしたい。
 あくまでも現時点での俺のスタンス。誰かに押しつける気は毛頭ない。
 ……で偉そうなこと言いながら、何も書かなかったという事実は揺らがない。

 いや、もう一つ理由があって、先週PCが原因不明の不調に見舞われて、OS含むCドライブの全データが綺麗さっぱり消えるという事件がありまして。復旧後も断続的に不安定になって、まー大変でしたわ。
 色々いじった結果、不調の元はどうやらメモリかマザボのメモリスロット、もしくは両方がイカレたせいらしいことがわかったので、今はどうにかマシになった。ただ、やはりCドライブが全滅した理由はわからないまま。

 そう言えば初めてレビューがついた。ありがたいことです。
 若干突き放して書いてるのはわざとです。ぶっちゃけプロムだろうと、魅惑の深海パーティだろうと誕生パーティだろうとなんでもいいんです。単に動機付けとなる前提でしかなくて、それ自体にはまったくなんの意味もないんで。「こういうのがあるから焦ってるんだなぁ」程度に理解してもらえればOK。プロムが舞台になるんなら話は別だけど。
 地理についても同様。むしろ、アメリカ南部の地域で色々想像して欲しかったから具体名は避けた。後、俺がアメリカ本土に疎いというのもある。その上で本文に一言も書いてないのに、アメリカ的に思えたのならそれは完全に目論み通り。「茹で蛸」と言いたいところをわざわざ「茹でたロブスター」にしたのも、ただただ雰囲気を作るためだけにしたこと。アメリカっぽい場所の話なのに、デビルフィッシュつって習慣的にタコ食わない地域での表現に「茹で蛸」って変だから。
 他はまあご指摘の通り。これでもかなり描写がしつこい気がしたけど、もう少しチャーミングにしてあげても良かった。

 さて、ここの運営が新体制に移行して、それに伴って月末で一時サイト閉鎖するとか。
 寝耳に水ですな。
 ようやく書き手も読み手も徐々に増えてきたところなのに、両方いっぺんに失うようなことして大丈夫なのか。
14.08.28 01:57 コメント(0)