イエローケーキの解答
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2016年、明けましておめでとうございます。
新年の投稿をして挨拶に代えようかとも思いましたが、なかなか思うようにはいかないもので。 手前味噌にならない程度に旧年中(というか一昨日ですが)投稿した『建国記念日/The "A" of ABC』の答え合わせをしようかと思います。
はて、答え合わせ?
知っていればわかるかも知れない。知らなくても話の流れから朧気に輪郭はわかる。極力明言は避けて、示唆しかしない話を若干実験気味に目指しました。ツイッターの方では「なぞなぞみたいな話」と銘打って告知したものですが、読んでみてもさらっとわかることはそんなにないかと。 印象に残るように繰り返した「イエローケーキ」がまず一つ目のキーワード。 これに違和感を覚えて検索などしていただければわかると思いますが、これはウラン鉱石の精製物の一種です。粉末状のこれを保管容器に入れて、出してみるとそれがまるで黄色いホールケーキであるかのように見えることから、「イエローケーキ」と呼ばれるようになった次第。 ウランの用途ってなあに? 第二に、サブタイトル。 俺は基本的にタイトルというものは「名は体を表す」ものであるべきと考えていて、なんだったらショートショートはタイトルそれ自体がオチに直結したものがいい(あるいはタイトルがオチ)。特に現在の命名スタイルである『日本語タイトル/日本語以外のサブタイトル』はタイトルで示唆しつつ、馴染みのない言語のサブタイトルで実はネタバレに近いことやってたりして(『シングル・ヘル/Преступление и наказание』なんかはその典型)、まあ結構楽しい。ショートショートとして最初に投稿した『生涯探求/I want YOU』ではそこまで深く考えてなかったものの、いつまで続けるかはわかりませんが出来るだけこのままやってみたいところ。 閑話休題。 今回のサブタイトル『The "A" of ABC』ですが。ABCとはなんぞやということがわかれば話の構造が全体が完全にわかる仕組み。現在ではNBCと久しいものですが、かつては大量破壊兵器のことを「Atomic」「Biological」「Chemical」の頭文字を取ってABC兵器と言っていたこともあった。 つまりは「ABC兵器のA」。 これであの話はおおよそ解明されます。 で、最後の唐突な一文が何を意味するのか。作中の黒い女の語りとメインタイトルを考え合わせると…… 時節柄こういうネタはどうなんだとネタを考えた時に思わなくもなかったんですが、むしろこの時節柄だからこそ思い付いたところもあって。ご容赦いただきたい。 もっとわかりやすく本文に書くとか、なんだったら最後に語録を付すとかも思った。「よくわからん話がよくわかんまま進む」というのが肝なので、完全に番外として解説を入れました。 でも小説だけ読んでる人だったり、時間過ぎてブログ終えなかったりすることもあるだろうし、やっぱり考えものだったかも知れない。 小説とブログを紐付け出来るようにしたり(あとがきとしてリンク貼るとか)、任意に格納出来る作者コメントとか、そういう機能があれば便利かも知れない。 十一月に投稿したものはスルーの方向で。 あれはむしゃくしゃした気分をぶつけたよくわからんものだ。 |